総会・理事会議事録

 

日本中将棋連盟平成20年度通常総会議事録<2008.11.17.>

日本中将棋連盟平成19年度通常総会議事録

日本中将棋連盟通常総会・報告<2006.8.25.>

 

☆日本中将棋連盟設立総会・報告<2006.1.8.>☆

 日本中将棋連盟では規約などの改正に伴い、設立総会を行いました。

議決権を持つ正会員(役員も含む)14名中、出席10名、委任状提出3名、欠席1名。オブザーバー2名。

 

案件1.日本中将棋連盟規約改正案に対する承認

・2005年8月の理事会で暫定承認しました規約改正案に対して、総会での正式な承認を求めました。

 会員からの意見は総会への委任状について、規約案では通信メールのみとされているが、その他の手段も可とするべきという意見がありました。今後会員の募集方法を広げていく上で再度検討が必要になることではありますが、現状ではインターネット通信環境のある方を対象とした会員募集を行っているので基本的には原案のままで、一部オフ会などに参加経験のある非通信環境の方については、会員登録時にお伝えした連絡先にその旨を送る方法で行えばよいと言う結論になりました。

 また、メールでの委任状に関して、本来総会については印鑑などを必要とする正式な委任状が必要であるが、任意団体として行っている上ではそこまで厳密に行うこともないだろうという意見でした。

 以上の意見がありました上で、本案は満場一致で承認されました。

案件2.役員人事の再任・新任について

原案通り満場一致で承認されました。役員名簿にて確認下さい。

 また、空白となっている「顧問」「歴史研究」に関しては、現在も理事会が候補とする方と交渉中です。顧問については将棋連盟のプロ棋士の方に、歴史研究については将棋史研究家の梅林薫氏、岡野伸氏を推薦する声が上がっています。

案件3.2005年度予算案、2006年行動計画案について

一部追加の上、満場一致で承認されました。

 

2005年度予算

               収入…年会費1000円×人数(10名程度を想定)=10000円+α

              支出…          1.日本中将棋連盟所有、中将棋盤駒の購入費

                            (ただし、収入が購入費に満たない場合は翌年度に繰り越す)

                            2.正会員証等、通信費(1000円)

                            3.日本中将棋連盟サイト維持費(10000円+消費税、手数料)

                            (3.に関しては会長個人より捻出)

 

2006年、行動計画

 1.日本中将棋連盟本部(WEBサイト)の運営・維持

2.東京・大阪での定例対局会の実施

(東京・千駄ヶ谷、大阪・関西将棋会館にてそれぞれ月一回を目安に実施。またこの例会を通じて、新規会員の発掘、募集もおこなっていく。)

3.2006年度迷人戦(夏期対局会)の計画・実施。

(同時に通常総会も行う予定。)

・8月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間にわたり、京都で行うということで決まりました。

4.中将棋全国大会の運営(他団体との共同)、実施。

(現在中将棋協会が活動停止中のため、連盟主導で行っているが、活動が再開された場合、もしくは新団体が結成された場合には活動を呼びかけ連携をとって行うこととする。)

5.「中将棋全集」(故・松田正一氏編集)の復刻、出版。

              (昨夏、遺族と面会し中将棋全集復刻に向けた了承を得た。目下、復刻版の発刊に向けて作業中)

6.ドイツでの中将棋対局会の実施(東京支部長、小俣光夫氏、岡野伸氏による計画)

 ドイツの中将棋愛好家グループと、本年5月下旬にドイツミュンヘンにて交流も兼ねた対局会を行う予定です。

 

 

☆2005年度理事会報告<2005.8.13.>☆

8月12日、2005年度の理事会を開催致しました。

出席者(旧役職)…(会長)向井康晃・(広報)冨田哲也・(東北担当)小林直紀・(東京担当)小俣光夫

以上4名

1.連盟規約の改正について

 ・日本中将棋連盟の組織改革として、これまで理事会が唯一の決定機関として運営を行っていた当連盟の組織に、新たに会員による総会を設置し、連盟の運営や活動方針、重要な規約改正・中将棋ルール改正などの決議を行っていくことに致しました。

 ・会員制度を改め、年会費(1000円)を支払って頂いた方を正会員とし、そうでない方はサポーター会員とすることにし、正会員の方にのみ、総会への出席・審議項目への議決権を持つ事にいたしました。なお、中将棋の大会や対局会への参加は従来通りどなたでも参加できます。より深く日本中将棋連盟の活動に関わって頂ける方を対象に、総会を通じて日本中将棋連盟の運営に関わって頂こうというねらいです。

 ・理事と地方担当の一般役員とを区別することにいたしました。また理事の役職について、今回の組織改革に伴って一部新設いたしました。

 おおむね以上の改正を理事会で承認致しました。改正規約は総会で正式に承認されるまでの期間、暫定的に施行されます。

2.理事役員の再任・新任について

今回、組織改革に伴いいくつかの役職が新設されました。2005年度の理事会の構成は以下の通りです。

・会長(理事長) 向井康晃<再任>

・副会長     武田穣<再任>

・顧問<新設> 未定(現在交渉中)

・歴史研究<新設> 未定(現在交渉中)

・広報・会計<新設> 冨田哲也<兼務・再任>

・監査<新設> 小俣光夫<再任>

・庶務(東北地区担当)小林直紀<再任>

・庶務(九州地区担当)中島義法<再任>

・庶務(大阪対局会担当)宮居正芳<新任>

 なお、地区担当は関西地区を向井・冨田が、東海地区を武田が、東京地区を小俣がそれぞれ兼務します。総会での承認の後、正式に2005年度の理事会を行って参ります。

 以上の決定に基づき、年会費の徴収方法や、それが決まり次第正会員への入会の案内、2005年度総会の案内を随時行っていく方針です。

 

 

☆2003年度理事会報告<2003.5.1. (10.16.更新)>☆

 このたび日本中将棋連盟は理事会を行いました。内容は以下のとおりです。

 1.東京支部発足ならびに、新理事の承認。

 今回、日本中将棋連盟は関東の有志の皆さまから、東京支部の発足を願い出ていただきまして、理事会でこの件について検討いたしました。結果、満場一致で賛成となり、5月1日付で東京支部を開設していただく事となりました。

発起人・小俣光夫氏、南雲夏彦氏・塩瀬哲雄氏

東京支部(支部長兼、関東地区理事・小俣光夫氏)

東京支部事務局・新宿囲碁サロン「宇宙」    http://plaza24.mbn.or.jp/~cosmohp/

 また、理事会は今後新理事の小俣光夫氏を加えまして、6名での新体制となります。

 2.日本中将棋連盟規約の一部改正。

 1.の東京支部開設にともない、日本中将棋連盟規約に支部に関する条項を新たに追加しました。第四条に支部の条項を加えまして、5月1日付で改正いたします。

 3.今夏の夏合宿予定について

 今年度も第4期迷人戦を行います。現在の予定は8月のお盆休み(8月14日から17日)の期間を利用して、2泊3日で予定しています。場所は前年同様京都市の、京都学生会館を予定しています。詳細はまだ決まっておりません(場合によっては9月開催になる場合もあります)が、決まり次第オフ会の情報コーナーで紹介して行きます。

・8月15日より2泊3日間で無事開催いたしました。(10.16.)

 4.駒落ち手あい、段級位規定の改正検討について

 前年度でも意見の上がった駒落ちの手合いを導入していく意見が出されました。同時に、現行の昇級規定を改正するべきとの意見もあがりました。対局会も回数を重ね、かなり対局数も積み重なってきている現在、現行のままでは無理が生じると予想され、本格的に検討する方向で意見をまとめました。夏のオフ会での集まりを通じてじっくり話し合い、改正につなげたいと考えています。

・夏合宿での検討の後、8月31日付で改正いたしました。(10.16.)

 

 

☆日本中将棋連盟2002年度規約・ルール改定についての話し合い。(2002.4.21.)☆

 4月20日(日)、日本中将棋連盟は会長宅にて、2002年度の活動予定や、連盟規約・ルールの改定について理事会を行い、話し合いました。

参加者・会長、三島のトド副会長、onsenpenguin、NILGIRI、(以上理事)
   spaceman、みーちゃん、(以上、オブザーバー)

議題・@ルール改定について

 2002年度版公式ルールの確定にあたり、現行のルールに対して意見を交換しました。

・駒落ち手合いの導入について

 現在段級位の差に基づいて、駒落ちの手合いを導入するべきかという意見がありました。導入によって、実力差のある相手でも公式な記録として対局が可能になると考えられるからです。しかし、現実的な問題点として現在に伝わる駒落ち手合いの方式は『中将棋全集』に基づくものしかなく、また、過去の文献にはこれとは別な手合いによる対局が記録されており、導入するには問題点が挙げられるということ、 また、獅子3枚、大駒5枚落ち手合い(どう考えても上手が勝つことは不可能)など、実際に実力差に見合った駒落ち手合いを比較検討するにはより多くの検証が必要であるとの判断から、導入は見送ることといたしました。

 ただし、現在までの対局感触から、下手獅子2枚手合いが、おおよそ本将棋での大駒一枚落ち程度のハンデではないだろうかと意見が出されました。参考までに。

 また、全集には記載されていないのですが、酔象を太子にして対局する「2枚王」手合いも、初心者を相手に練習するにはいいかと思われます。この場合、王手・大駒取りをかけてももう一枚の王が残るという利点から、大駒を生き残らせることが可能というメリットが発生します。およそ大駒1枚から2枚分の得があるだろうという話です。

 

・「じっと」の定義について

 獅子・角鷹・飛鷲のじっとが、使える場面は限られるかどうかについて意見が出ました。

たとえば、初手で獅子のじっとは使えるかどうかという話です。獅子の周囲をすべて駒で埋め尽くされている場合、じっとという行為は「行って戻った」という考え方ですと、行くことができないので不可能、となりますが、「あらゆる駒を飛び越えることができる」という定義からすると、駒を飛び越えて元の位置に戻ったということで、可能となります。

 また、飛鷲、角鷹は敵陣の最後段に達するとじっとが不可能になるのではないかと意見が出ました。これは、2手移動が可能な方向が、盤面の壁によって遮られているからです。

連盟では、この点について、広く意見を求めたいと思います。ぜひ意見のある方は掲示板に投稿いただきますよう、お願いいたします。

 

・駒枯れの形成判断について

 駒枯れの局面について、もっと客観的に優劣を決定することはできないだろうかという意見がでました。ただ、これは詰め将棋的な見方が必要になる事項であること、より多くの検討がされないと決めるのは難しいということで、見送りました。

 ただし、本将棋で一部利用されている「トライルール」(王を相手の王の初期位置にまで移動させればその時点でトライ勝利とする。太子も含む)を中将棋の対局に導入してみてはどうかという意見も出されました。

 本将棋に比べ、格段に駒数が多い中将棋では駒枯れの状況が発生しない限りは王を動かしていくことは困難であり、中将棋本来のゲーム性を損なうことは一部の終盤を除いてまず無いだろうと思われます。そして、駒枯れの形成判断をこれによって必要としなくなる点も挙げられます

 今回ルール改訂には見送り事項としましたが、大阪での対局会など、一部の対局についてこれを導入した実験対局を行っていこうということでまとまりました。

議題・A規約等改正について

 現行どおり、今年度も運営することと決定いたしました。

また、現在行われています大阪対局会など主催の対局会について、今年度より個人対局カードを作成し、対局結果を記録することで公式対局として扱うよう、棋譜を残さなくても可能とする方向で運営して行くことを承認いたしました。

議題・B今夏の合宿予定について

 今夏の合宿オフ会の予定ですが、9月の3連休を使おうということで意見がまとまりました。9月14日〜16日(土曜〜月曜)に、日程を定めることで決まりました。詳細は決まりましたらオフ会情報にて紹介します。

 以上です。2002年4月21日、会長向井康晃